バイリンガルの子供たち (丸善ライブラリー)
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アメリカ中心主義の金字塔
著者である唐須教光氏はアメリカでブラウン、イェ-ルという名門校に学んでおり、その教育制度の秀逸性を語る一方、日本の教育には極めて厳しい批判を浴びせかけている。著者はあえて極度のアメリカ中心主義を装っているようでもあり、それだけアメリカに対する思いいれが伝わってくる。もちろん、個人の思いと客観的分析とは別物。彼が偏見的なアメリカ優越論を展開すればするほどに、本書の客観性が失われていくのは事実だ。けれども、客観性、中立性のみが本の良し悪しを決める基準ではない。本書はラジカルに書かれているだけに、慎重に、当り障りのない言葉で書かれていたのであれば決して可能ではなかったであろう程度にまで、アメリカ中心主義の欠点と利点が浮き彫りになっている。それだけ面白いし、議論を歓迎する批判的な読み手にとってはある意味で格好の題材であるとすら言えるのだ。
アメリカで教育を受けた「バイリンガルの子供たち」
バイリンガルの子供に内在する心理状態や発達どうこうよりも、バイリンガルを取りまく社会的要因、主に日米の教育比較に焦点が当たっています 筆者と同じく、自分の子が幸せなら、親と離れ世界中どこに行ってしまおうが構わない。さらに、子供をアメリカの大学に行かせるだけの余裕があるという人には大いに参考になるでしょう。 ただ日本のインターナショナルスクールに通わせるか否かといったレベルの話はあまり参考になりません。どうも、日本はダメで、アメリカがいいという話が延々と続いている気がします。現状で日本の教育がよくないのは多少納得するけど、客観性を失って過小評価し過ぎでは?と思ってしまいます。 個人的な感想としては、日米の2国間の教育を議論しただけで、「バイリンガル…」というタイトルはいささか大げさな気がしますし、極端なアメリカ中心主義に基づいた本だと思います。
バイリンガルについてはいづこへ・・・
著者はアメリカの大学を卒業しておりアメリカの高等教育に思い入れがあるのは理解できるが、バイリンガルということばがタイトルに入っているにもかかわらず、主な論点はアメリカの教育機関がいかにすばらしいかについてであり、従って著者は子どもたちをバイリンガルに育てアメリカの大学に行かせてやりたいという内容である。最近ではアメリカ高等教育機関の腐敗化が進み日本の教育制度も捨てたものではないという世論もでているのだが。バイリンガルについて読みたいと思われる方にはあまりおすすめできない。
「教育」を改めて問う
日本の教育について、さんざん論争が起こり、指導要領も改訂されたところ であるが、そもそも日本の教育―とくに高等教育のレベルの低さは常々言われ てきたことだった。 慶大、東大、ブラウン、イエールとそうそうたる学歴を誇る著者が、3人の 子供たちを世界最高の教育水準を誇るアメリカの大学にやろうと育てていく過程、日米の教育の比較などがつづられている。 都心の大学に通う人などはとくに、キャンパス自体への著者の言及に共感で きることだろう。 また、客観的に日本の教育について見ることができる本。 教授の専門のひとつであるバイリンガリズムについても面白い。
バイリンガル教育の奥深さ
日本とアメリカ両方の教育を経験した著者が過激に日米の教育を比較し、いかにアメリカの教育が濃いものであるかを語っています。 また、著者の3人の子どもは2年近くをアメリカで過ごすことになるのですが、それぞれ初めて英語に触れる年齢が異なったため英語の獲得にも違いが生じ、興味深い内容です。 著者の親としての温かい視点と、教育者としての厳しい視点から見たバイリンガル教育の奥深さが伝わってきます。
丸善
バイカルチャーと日本人―英語力プラスαを探る (中公新書ラクレ) 英語を子どもに教えるな (中公新書ラクレ) 英語と文化―英語学エッセイ 文化の言語学
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