そうだったのか!日本現代史
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ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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人気ランキング: | 8388 位
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現代史というものは、自分が実際に見聞きし、体験したことであっても、案外正確には覚えていないものである。それは、知識としてよりは記憶としてインプットされているせいもあるのだろう。したがって、きちんとした史実を示されると、自分がとんでもない勘違いをしていたことに気づかされることも少なくない。 本書は、日本の戦後を通覧するべく書かれたものだが、戦後まもなくのことについてはもちろん、つい最近のことであってもあらためて気づかされること、認識させられることなどが数多い。とくに政治においては、細川内閣以降連立政権が続き、党派の分裂・合体が相次いでいるため、ほんの少し前に誰がどういう立場でどんなことを言っていたか、忘れてしまいがちである。本書を読んで、そうだったのか!と思うことは随所にある。 学生運動や労働争議、文部省と日教組との激しい対立などは、今となっては遠い昔の世界のような話である。本書にはある教員養成大学で学生が日教組のことを「にっきょうぐみ」と読んだというエピソードが紹介されているが、ゲバ棒もロックアウトも今では死語に近い。その一方で、公害や基地問題など、いまだに解決を見ていない問題もある。特に公害を隠し続けた企業や行政などの体質は、なんら変わっていない。過去を教訓とし、同じ過ちを繰り返さないために、現代史の検証はさらに深められるべきであり、本書はそのための優れた教科書だと言えるだろう。 なお、コラムとして登場する「こぼれ話」や「ミニ知識」などは、雑学として興味深い話が満載である。(杉本治人)
自虐史観の本でもある
「今の日本の若者に、日本の朝鮮支配に関する直接の責任はありません。
しかし、過去の日本が朝鮮半島で何をしたのか、日本人として当然知っておく責任はあると思うのです」だの、
「日本は韓国併合という自らの帝国主義政策をまったく反省していない」 だの、
池上彰さんは近現代史に詳しい人ですが、日韓併合に関しては、朝鮮側からの目線と、著者の印象と思想だけで書いており、具体的な詳細はご存じないようです。他の本はとても良かっただけに残念です。
日本は朝鮮に反省する必要はありません。
実際の日韓併合は、強引に併合したのではなく、当時の流れとしては自然であったし、国際的にも承認されていて、「侵略」というイメージとはほど遠いものであった。 確かに差別もあったろう。
しかし帝国主義欧米諸国がしたような搾取と略奪だけ、という侵略ではなかった。
なにより国全体の経済発展と民間人の生活を向上させた。
農民は両班によって搾取されておりとても貧しかったが、日本人の指導で耕地面積も増えた。
品種改良によって収穫量も倍増。 人口も32年でほぼ倍に。
日本人の多額の税金を使いインフラ整備し、 教育水準を上げ、一般市民にハングルを普及させ、
一部特権階級以外ほとんど乞食同然の状態から、近代化を成し遂げた。
ロシアか清に侵略されていたら、利権を得ることはあっても朝鮮のためになることは何一つしなかっただろう。
日本人の近現代史の歴史教育は、マイナス面ばかり責めて、プラス面を評価しない教えもしないという、バランスの悪いものになっている。
両面を見せなければ真の歴史追求でないし、片面の歴史から教訓を得ることはできないのです。
また、弱肉強食の腹黒い国際社会の中で、日本のような過度の反省は、マイナスにしかならないことを知るべきです。
現在・将来の大人にとって必須の教養
歴史の授業でほとんど触れない現代日本史(戦後日本史)の内容豊富な解説.外交,自衛隊,日本国憲法,政治権力争い,経済成長,行政の対応,公害と,幅広い.外せないはずの題材のうち冤罪や最高裁の判事の審査の形骸化などの司法関係の話題にはほとんど触れていない.
分かりやすさは著者名から保証されているようなもの.記者としての取材経験や執筆にあたっての膨大な調査だけでなく,誤解なく分かりやすく伝える努力や事の重大さの認識が非常にしっかりしている印象を受ける.日経平均を東証平均などと書いている部分もあるが,NHK在職中の著作なのでしかたないか.
なお,「解説」ではなく「著者の意見」として明確に分離して扱った方が適切と思われる記述も本書には散見される.例えば,(1)社会党(社民党)の迷走の懇切丁寧な解説,(2)竹村健一と堀江貴文の共著で展開されているような老害批判,(3)文部省(文科省)と日教組が何をしたかなどである.(1)は整理された情報として出る事が少ない,(2)は安易に言うと老害さんから嫌がらせを受ける可能性がある,(3)を歴史の授業で教わるのは絶望的と,書く意義は十分にあると思うし的を射ているとも思うんだけど,歴史の解説という位置付けの内容ではないために五月蝿く感じる人もいるだろう.
家庭に一冊は欲しい本
最近、書店に行ってみると歴史書の種類と数の多さには圧倒されるほどであるが、中でも明治以降の近代史に関する物が多い。ちょうどそれは日本の開国から周辺地域への進出(これを『侵略』と解釈する人もいる)、開戦そして終戦と続く期間を扱っているものであり、その歴史の解釈には多分にその著者のイデオロギーが強く影響している。
しかし、本書「そうだったのか 日本現代史」は戦後の歴史をイデオロギー無しで淡々と解りやすく述べてあり、さすがNHKの「週間こどもニュース」の元お父さん役をやった人の著書だと納得させられる。
まず最初に「小泉内閣」「細川内閣」を持ってきたこの本の構成も中味とともに素晴らしいと言える。
この現代を生きてきた中高年にもあるいは最近この歴史の中に加わった若い世代の人たち全てに読んでいただきたい1冊である。
次巻はぜひ「靖国問題」「日中問題」などの『現在史』を書かれることを望む。
ぜひ、読んでみてください
最近、書店に行ってみると歴史書の種類と数の多さには圧倒されるほどであるが、中でも明治以降の近代史に関する物が多い。ちょうどそれは日本の開国から周辺地域への進出(これを『侵略』と解釈する人もいる)、開戦そして終戦と続く期間を扱っているものであり、その歴史の解釈には多分にその著者のイデオロギーが強く影響している。 しかし、本書「そうだったのか 日本現代史」は戦後の歴史をイデオロギー無しで淡々と解りやすく述べてあり、さすがNHKの「週間こどもニュース」の元お父さん役をやった人の著書だと納得させられる。 まず最初に「小泉内閣」「細川内閣」を持ってきたこの本の構成も中味とともに素晴らしいと言える。 この現代を生きてきた中高年にもあるいは最近この歴史の中に加わった若い世代の人たち全てに読んでいただきたい1冊である。 次巻はぜひ「靖国問題」「日中問題」などの『現在史』を書かれることを望む。
教科書に使って欲しい本
NHK報道記者の池上彰による現代史のガイドブック。 終戦から小泉内閣の政治改革までを、15のテーマに分けて分かりやすく解説している。 終戦、自衛隊、安保闘争、高度経済成長、公害、バブル、連立政権、小泉内閣など、政治、経済から教育まで及ぶ15の内容が分かりやすく解説されている。 各テーマとも、もっとも身近な話題からはじめ、現在の我々との生活とどのように結びついているかを説明しているので、興味深く読むことが出来る。 現代史を語る際には、往々にしてイデオロギーにとらわれやすいのであるが、本書は、場合によっては両論を併記するなど、極めて中立的な立場で書かれている。 中学校・高等学校の授業で教科書として使って欲しい本である。
ホーム社
そうだったのか! 現代史 パート2 そうだったのか!アメリカ そうだったのか!現代史 そうだったのか!中国 そうだったのか!現代史 (集英社文庫)
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